✅ 自分のPCで動作確認済
この記事の手順・数式は、すべて運営者(じむ)自身のPCで実際に動かしてから掲載しています。
検証環境:Windows 11 Home / Microsoft 365(Excel 2024)/ 解像度 1920×1080
「VLOOKUPやINDEX+MATCHより
もっと簡単に使える関数はないの?」
実はあります。それがXLOOKUP関数です。
XLOOKUP関数は2020年に追加された新しい関数で
VLOOKUPの弱点をすべて解消した、いわば「最終進化版」です。
使い方もVLOOKUPよりシンプルなので、覚えてしまえばこちらの方が便利です。
VLOOKUP・INDEX+MATCH・XLOOKUPの違い
| VLOOKUP | INDEX+MATCH | XLOOKUP | |
|---|---|---|---|
| 登場時期 | 昔からある | 昔からある | 2020年〜 |
| 左方向の検索 | できない | できる | できる |
| 数式のシンプルさ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
| 列の挿入に強いか | 弱い | 強い | 強い |
| 見つからない時の処理 | 別途IFERROR必要 | 別途IFERROR必要 | 引数で指定できる |
| 使えるバージョン | すべて | すべて | Microsoft 365のみ |
XLOOKUPが使えるのはMicrosoft 365(サブスク版)とExcel 2021以降です。
会社のExcelが古いバージョンの場合は使えないので
その場合はINDEX+MATCHを使ってください。
Microsoft 365でVLOOKUPの上位互換として登場した関数です。私もVLOOKUPからの乗り換えをこの記事で実演しています。
XLOOKUPの基本の書き方
=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り範囲)
たった3つの引数で使えます。
・検索値:探したい値
・検索範囲:探す場所
・戻り範囲:取り出したい場所
VLOOKUPの「列番号」がなくなったので
列の挿入でずれる心配がありません。
実際のデータで使ってみよう
以下のデータでXLOOKUPを使います。
| A列(社員番号) | B列(氏名) | C列(部署) | D列(売上) |
|---|---|---|---|
| 001 | 山田太郎 | 総務部 | 500,000 |
| 002 | 鈴木花子 | 経理部 | 380,000 |
| 003 | 田中一郎 | 営業部 | 620,000 |
使用例
| やりたいこと | 数式 | 結果 |
|---|---|---|
| 社員番号から氏名を取得 | =XLOOKUP(“002”,A:A,B:B) | 鈴木花子 |
| 社員番号から部署を取得 | =XLOOKUP(“002”,A:A,C:C) | 経理部 |
| 氏名から社員番号を取得(左方向) | =XLOOKUP(“田中一郎”,B:B,A:A) | 003 |
| 氏名から売上を取得 | =XLOOKUP(“山田太郎”,B:B,D:D) | 500,000 |
検索範囲と戻り範囲を変えるだけで、どの列のデータでも自由に取り出せます。
VLOOKUPのように列番号を数える必要がありません。
見つからないときの処理が簡単
VLOOKUPでは検索値が見つからないとき
N/Aエラーが表示されるので
IFERROR関数で囲む必要がありました。
XLOOKUPでは4番目の引数に
「見つからないときの値」を指定するだけです。
【VLOOKUP+IFERRORの場合】
=IFERROR(VLOOKUP(“004″,A1:D3,2,FALSE),”該当なし”)
【XLOOKUPの場合】
=XLOOKUP(“004″,A:A,B:B,”該当なし”)
XLOOKUPの方がずっとシンプルです。
VLOOKUPとXLOOKUPの書き換え早見表
| やりたいこと | VLOOKUP | XLOOKUP |
|---|---|---|
| 基本の検索 | =VLOOKUP(値,範囲,列番号,FALSE) | =XLOOKUP(値,検索列,戻り列) |
| エラー対策付き | =IFERROR(VLOOKUP(…),”なし”) | =XLOOKUP(値,検索列,戻り列,”なし”) |
| 左方向の検索 | できない | =XLOOKUP(値,右列,左列) |
XLOOKUPが使えないときは
XLOOKUPはMicrosoft 365またはExcel 2021以降で
使える関数です。
会社のExcelが古いバージョンの場合は
INDEX+MATCH関数を使ってください。
機能的にはほぼ同じことができます。
XLOOKUPが使えるかどうかの確認方法:
セルに「=XLOOKUP(」と入力してみて
関数の候補が出てくれば使えます。
出てこなければバージョンが古いということです。
まとめ
XLOOKUP関数はVLOOKUPの完全上位互換です。
・書き方がシンプル(引数3つだけ)
・左方向の検索もできる
・列の挿入に影響されない
・エラー処理が関数内で完結する
・使えるのはMicrosoft 365/Excel 2021以降
新しいバージョンのExcelを使っている方は
ぜひVLOOKUPからXLOOKUPに切り替えてみてください。
一度使うとVLOOKUPには戻れなくなります。


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