XLOOKUP関数とは?VLOOKUPの進化版を初心者向けに解説

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「VLOOKUPやINDEX+MATCHより
もっと簡単に使える関数はないの?」

実はあります。それがXLOOKUP関数です。

XLOOKUP関数は2020年に追加された新しい関数で
VLOOKUPの弱点をすべて解消した、いわば「最終進化版」です。

使い方もVLOOKUPよりシンプルなので、覚えてしまえばこちらの方が便利です。

VLOOKUP・INDEX+MATCH・XLOOKUPの違い

VLOOKUP INDEX+MATCH XLOOKUP
登場時期 昔からある 昔からある 2020年〜
左方向の検索 できない できる できる
数式のシンプルさ ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★★★★
列の挿入に強いか 弱い 強い 強い
見つからない時の処理 別途IFERROR必要 別途IFERROR必要 引数で指定できる
使えるバージョン すべて すべて Microsoft 365のみ

XLOOKUPが使えるのはMicrosoft 365(サブスク版)とExcel 2021以降です。
会社のExcelが古いバージョンの場合は使えないので
その場合はINDEX+MATCHを使ってください。

Microsoft 365でVLOOKUPの上位互換として登場した関数です。私もVLOOKUPからの乗り換えをこの記事で実演しています。

XLOOKUPの基本の書き方

=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り範囲)

たった3つの引数で使えます。

・検索値:探したい値
・検索範囲:探す場所
・戻り範囲:取り出したい場所

VLOOKUPの「列番号」がなくなったので
列の挿入でずれる心配がありません。

実際のデータで使ってみよう

以下のデータでXLOOKUPを使います。

A列(社員番号) B列(氏名) C列(部署) D列(売上)
001 山田太郎 総務部 500,000
002 鈴木花子 経理部 380,000
003 田中一郎 営業部 620,000

使用例

やりたいこと 数式 結果
社員番号から氏名を取得 =XLOOKUP(“002”,A:A,B:B) 鈴木花子
社員番号から部署を取得 =XLOOKUP(“002”,A:A,C:C) 経理部
氏名から社員番号を取得(左方向) =XLOOKUP(“田中一郎”,B:B,A:A) 003
氏名から売上を取得 =XLOOKUP(“山田太郎”,B:B,D:D) 500,000

検索範囲と戻り範囲を変えるだけで、どの列のデータでも自由に取り出せます。
VLOOKUPのように列番号を数える必要がありません。

見つからないときの処理が簡単

VLOOKUPでは検索値が見つからないとき

N/Aエラーが表示されるので

IFERROR関数で囲む必要がありました。

XLOOKUPでは4番目の引数に
「見つからないときの値」を指定するだけです。

【VLOOKUP+IFERRORの場合】
=IFERROR(VLOOKUP(“004″,A1:D3,2,FALSE),”該当なし”)

【XLOOKUPの場合】
=XLOOKUP(“004″,A:A,B:B,”該当なし”)

XLOOKUPの方がずっとシンプルです。

VLOOKUPとXLOOKUPの書き換え早見表

やりたいこと VLOOKUP XLOOKUP
基本の検索 =VLOOKUP(値,範囲,列番号,FALSE) =XLOOKUP(値,検索列,戻り列)
エラー対策付き =IFERROR(VLOOKUP(…),”なし”) =XLOOKUP(値,検索列,戻り列,”なし”)
左方向の検索 できない =XLOOKUP(値,右列,左列)

XLOOKUPが使えないときは

XLOOKUPはMicrosoft 365またはExcel 2021以降で
使える関数です。

会社のExcelが古いバージョンの場合は
INDEX+MATCH関数を使ってください。
機能的にはほぼ同じことができます。

XLOOKUPが使えるかどうかの確認方法:
セルに「=XLOOKUP(」と入力してみて
関数の候補が出てくれば使えます。
出てこなければバージョンが古いということです。

まとめ

XLOOKUP関数はVLOOKUPの完全上位互換です。

・書き方がシンプル(引数3つだけ)
・左方向の検索もできる
・列の挿入に影響されない
・エラー処理が関数内で完結する
・使えるのはMicrosoft 365/Excel 2021以降

新しいバージョンのExcelを使っている方は
ぜひVLOOKUPからXLOOKUPに切り替えてみてください。
一度使うとVLOOKUPには戻れなくなります。

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